何がしたいのよ?ねぇ??(過去の彼女の言葉より)


by blv_cyber
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書くことがない

 毎日毎日暑いだけ。ネタとなんか出会ったりしません。困ったもんです、ハイ。

 別に特別元気がないとか、そういうんじゃないんですよ。ただホント、申し訳ないけどもね、
ネタがないわけ。いっくら休もうとも、外出してみようとも、それが見つからないんだから。
八方塞がりもいいとこです。

 こんな時、頼れるのは己の過去の思い出でありますね。さぁ、何書くかなぁ…。




 中学生の頃、野球部に入っておりました。うちの学校は、そこそこ強い学校でありまして、
1コ上、2コ上の先輩とも県大会出場という結果を残しておったわけです。そしてオイラたちの
世代。面識ある先輩方が立派な成績で卒業していったわけですから、当然、プレッシャー
みたいなのものが自然と芽生えてくるわけでして。来る日も来る日も練習いたしましたね。
ドロドロ、ヘトヘトになりながら。そのおかげですよ。オイラたちが県大会3位という栄誉を
ゲットできたのは。あ、それとね。ある人の存在も、その栄誉獲得に大きく影響しましたね。
オイラに限ってのことかもしれないけども。

 山本先生ってのがその人でしたね。通称『ビア』。レギュラー組のみならず、控え組までも
ガッツリしごいてくれる、恐るべきおじいちゃん先生でしたよ。

「疲れたぁ…いいよもう。あの人もうすぐ定年だろ?元気だよなぁ、ビアは…」

誰もがそんなカゲグチを叩いているのを知ってか知らずか、彼はビッシビシと強烈な打球を
浴びせてきてくれましたね。

「なんで『ビア』なのよ?」

彼はねぇ、とっても太ってまして。特に腹が凄くて、パンパンだったわけ。で、その体型が
ビア樽みたいだったから『ビア』と。生徒のみならず先生たちまでもが、敬愛の念を込めて、
そう呼んでおりましたですよ。

 オイラと同年代のヤツらなんてぇのは『ビア』にとってもお世話になりましたですね。暑い日の
練習後、必ずと言っていいほどカキ氷タイプのアイスキャンディをご馳走になったし、厳しい
言葉もいただきましたしね。特にオイラは、ノック中の彼の体に2発、思いっきりボールを当てて

「おい!さいばー!わざと当てやがったな!グラウンド1周走ってこいっ!」

なんて言われたりもしましたから。

  そんな『ビア』。大会前にクモ膜下出血とかで突然死んじゃってね。野球部連中はみんな、
授業を途中から抜けさせてもらって、最後のお見送りをしに行きましたよ。帰りにオイラは
思いましたね。

『ビア』に報告しても恥ずかしくない結果を残したい…」

みんながみんな、そう思ったわけじゃないだろうけど、少なくともオイラはそう思ったですよ。
おっかない感じの先生だったけど、いっしょに笑ったりもしたしね。いい先生でしたから。
なおさら、そう思いましたですね。

 その後、風のウワサに聞いたんですわ。『ビア』がオイラの行動を見、ある集まりで
こんなことを発言していたと。

「アイツは誰もやりたがらないことを1人で、鼻歌交じりにやってる」

たしかにね、やってました。用具の整理整頓とかグラウンドの石拾いとか。別に誰かが、先生が
見てるからやった、とかじゃないのよ。気になったからやっただけ。そういう意味ではホント、
自分勝手にやってたのさ。それをまさか『ビア』が見てたとは…思いもよらなかったな。

 昔の、20年くらい前の中学校には、まだこういう人情味のある先生がいた。今の先生を
基準にして比べたら、とんでもなく破天荒な感じがする。時代にそぐわないかもしれない。
アイス食ったりさ、プンプンと酒臭い状態でやってきたりさ、感情そのままに激怒したりさ。
でもそれが生の人間じゃんね。いいじゃない、素のまんまって。『ビア』はまさに生の人間で
ありましたよ。愛すべき、尊敬すべき先生であり、大人でありましたね。

 『ビア』は今頃何してんでしょうね。あっついなぁなんて言いながら、ビール飲んでるかね?
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by blv_cyber | 2005-08-22 16:07 | 日記