人気ブログランキング | 話題のタグを見る

何がしたいのよ?ねぇ??(過去の彼女の言葉より)


by blv_cyber
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

福井と京都の旅2005~初冬~ その1

 今年最後の福井訪問となるであろう今回、大変充実した旅となりましたです。
ところで、昨日の記事で、布団で寝られたとか、キレイなものを見れたなどと書きましたけども、
1つ書き忘れたことがございました。それは…

人間が精神的にやられて、壊れていくさまを間近で観察できて良かった

ということ。これについてはおいおい、詳細にご報告いたしましょう。運転しながら爆笑したです。

 12月2日19時。車中泊を回避したオイラがお世話になるホテルに到着。
今回宿泊したのは『ホテルルートイン福井大和田』というところ。ここは以前、福井にいた頃に
入居していたアパートの近くでありまして。その当時、建設中であったここを見て、いつか
必ず泊まってやる!とひとり、意味なく息巻いていたものです。福井大和田というところは
商業地として今一番勢いのあるところではないでしょうか?というのも、久々に訪れてみれば
以前は空き地だったところに、これでもかっ!といわんばかりにさまざまなお店が乱立。
ヘタしたら大きな看板だけで全てが覆い隠されてしまうような状態なんですから。それを見た
オイラは正直、あぁずっと福井にいればよかった、と思ってしまうのでありました。

 チェックイン。フロントにはおねぇさんがおりました。これがね、すごくいい感じ。いや、大人の
魅力とか色気たっぷりとか、そういう方向じゃなくて。応対がすごく気持ちいいわけ。たまに
過剰な丁寧さをぶつけてくる方や、やけに事務的な方がいる中、この方はジャストな対応で
ありまして。この段階で早くも

いいホテルに決定!

太鼓判、押させていただきましたよ。

 今日から2泊、お世話になるのは511号室。もちろんシングルであります。



福井と京都の旅2005~初冬~ その1_c0070086_13163742.jpg福井と京都の旅2005~初冬~ その1_c0070086_1317513.jpg福井と京都の旅2005~初冬~ その1_c0070086_13183798.jpg
確かに狭いです。が、キレイでした。やっぱり出来て間もないホテルってのはいいですな。
喫煙ルームだったけど、タバコのニオイも気にならなくて。寝るだけの場所としては文句なし。

福井と京都の旅2005~初冬~ その1_c0070086_1322599.jpgここでベッドを見てみます。これがね、かなり大きい。セミダブル?いやダブルはあったんじゃないかな?スプリングも硬めで、オイラのこの巨体をガッチリホールドしてくれそう。っていうか、枕になにかあるですね。見てみましょう。

福井と京都の旅2005~初冬~ その1_c0070086_1327280.jpgこういうことって結構どこでもやってますね。でもね、オイラ、イヤなんです。なんかさ、置き手紙ってメッチャ寂しくなるのさ。あぁ、オイラ1人を置き去りにして、どっか行っちゃったんだね…みたいな。それにほら、この折鶴がさらに寂しさを演出するじゃない?もうね、ソッコーでどかしてやりました。寂しさ満載で寝たくねぇんだ!枕を涙で濡らしたかぁねぇんだよっ!。
そして、5階の窓から外を眺めてみました。どうせたいしたことねぇだろ、と思ってたんですが…

福井と京都の旅2005~初冬~ その1_c0070086_1333922.jpg雪混じりの雨に濡れていたせいもあって、道路がネオンの、街灯の明かりを反射してまして。意外とキレイ。高層ビルとかありませんけど。派手さは全くございませんが。いいじゃないの、ねぇ?左に見える塔が福井にある民放TV局2つのうちの1つ、FBCさんの本社のやつですね。
ちなみにこの写真撮るのに、三脚立ててデジカメを夜景撮影モードにしたり、部屋の電気を
消してみたりと、結構頑張りましたよ。途中で、オイラなにやってんだろ?って思ったけどもね。

 20時。友達から電話。

「いやぁゴメン。仕事が片付かなくて。今ホテルの下に着たから」
「おぅ!じゃあ降りていくですよ」


なんか偉くなった気分でした。お迎えがくるんですもん。実は今回、オイラのクルマは一切
使わず、友達のクルマで移動しようと2人で決めてたわけ。ほら、やつが軽自動車を購入
したって話、前にここでしたでしょ?あれですよ。あれに2日間、お世話になろうと。

「なに食べる?もうね、お腹減り過ぎて…泣く寸前だよ」
「あぁ…アンタはそうだものね。泣くならまだしも、エラく攻撃的になるから。早く食べないと」
「攻撃的?なに言ってんの?なんかした?」
「…ひっかく、そして、噛む。犬か?」


クルマに乗り込むやいなや、こんな会話をしだす2人。友達の柔らかいカツが食べたい!という
希望を尊重して、トンカツ屋へ行くことにしました。

 友達はヒレカツ定食を注文。オイラもそれにしようとしたんですが、別のもの頼めよ!
面白くもなんともねぇだろ!という、友達からの視線に負けて、だったら話のタネになるかと
思いまして、なんたらコースという、1600円ほどのメッチャ安いコース料理を注文。
待つこと10分。オイラの第1品目が登場。

「こちら、海鮮春巻きでございます」

…と、トンカツ屋…ですよね?まぁいいけど。で、食べてみたらこれがウマかった。まずは合格。
続いて2品目。

「はい、イワシの揚げ物でございます。下にあるトマトは○×ルビー(名前忘れた)です」

…い、いやいやいや。ここ、トンカツ屋…ですよね?まぁいいよ。2回目だけど。で、これまた
食べてみた。

「…」
「どうした?」
「…オイラには向いてないな。食べてみなよ、これ」
「どら…」
「どうさ?」
「…」
「どうよ?」
「すごいニオイがするね」
「だろ…」


生臭さというか、イワシ独特のニオイが、口に入れた途端ブワッと広がりましてね。これは
食べるのに苦労しましたです。トマトとニンニクのスライスの揚げたやつで、なんとかごまかし
ながら、押し込みましたもん。これ、不合格!そうこうしてるうちに、友達のヒレカツ定食が
やってきまして。エラくウマそうにパクついてるのを見てたら、なんか腹が立ってきました。

「おい、食わせなさいよ」
「ん?じゃあ1つだけ」
「アンタが同じもの食うなって目でオイラを見たから、オイラはこんなに苦労してんでしょ?」
「あぁ?んなことしてないでしょ?っていうか1コじゃ足りないってこと?」
「そうじゃないけど…」


1つ貰って食べてみました。ウマかった!イワシの直後だっただけになおさら。大き目の
ヒレカツはあっという間に胃袋へと流し込まれたのでありました。

 その後、デザート食べて、全体的には満足の夕食でした。が、隣の席で飯を食ってる
カップル、特に女の方に、2人してイライラし通しでしたね。というのも、飯を口いっぱいに
入れながら喋るんですもん。

飲み込んでから喋れ!手で口を押さえようが何をしようが、モゴモゴしてる状態で喋るんじゃ
ないよ!。それから、相手の男が喋ってるところをむやみにさえぎるんじゃないよ!自分の
意見は相手の話を聞いてから言え!見ろ、男の口数が見る見るうちに減ってってるだろっ!
初めてのデートかなんかしらんが、相手に質問をするだけして、ほったらかしのような
カラ返事なんてするなよ!バカかっ!男は恥ずかしさでいっぱいだろうよ。なんでこんな女と
デートしなきゃならんのだろうか…って。ミジメさまで漂ってきてるじゃねぇかよ!おめぇんちの
親は一体どんな教育をしてくれたんだよ!よっぽど雑な親だったのか?えぇ?どうなんだよ!
オイッ!答えてみやがれ!この、見た目だけでわかる、サゲマンがぁぁ!


…すいません、書きながらヒートアップしてしまいました。

 23時。ゲーセンで恒例のビリヤード。結果はオイラの圧勝。友達、むくれてました。
最初からむくれてるのに…あ、言い過ぎた。そのプレー中、明日のことについて話しました。

「明日、どぉすんの?」
「京都行くよ」
「は?京都ぉ?」
「行かない?」
「いや、他に希望もないから、京都でもいいけど」
「鉄腕ダッシュで世界遺産巡りしててさ。行きたくなったんだよねぇ」
「ほぉ、それはいいですな」
「でしょ?高速で2時間チョイだもん。土日だから混んでるかもだけど…まとまった休みは
 この先取れないだろうから」

「なるほど。ではまいりましょう」
「出発は何時?」
「早い方が道路混まなくていいんじゃないかぃ?」
「う~ん…じゃあ6時半に」
「早っ!でもまぁしゃーないね。今夜はグッスリと眠れるはずだし、問題なかろう」


てなわけで、我々は翌朝6時半出発に備え、早々と…早…ホテルに着いたの、1時回って
ましたです。やけに盛り上がっちゃって…魔物だね、玉突きってのはさ。

 てことで、メインの京都に達することなく今回分は終了。長々と申し訳ございません。
きれいな写真たちは次回お見せできますですよ。薄い期待をしててください。
by blv_cyber | 2005-12-06 17:08 | 旅行・ドライブ