人気ブログランキング | 話題のタグを見る

何がしたいのよ?ねぇ??(過去の彼女の言葉より)


by blv_cyber
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

大阪・京都の旅2006 その3

 グリコの看板でおなじみの、戎橋にきたオイラたち。すでに10時くらいだったと思います。
周りを見やればもう人、ひと、ヒト…少々うんざりしてしまったオイラは

「さぁて、少し歩き回りますか?」

と提案。ねぇさんはその申し出を快諾してくれまして、いざ出発!ってことになったわけですが
写真を撮ったあとに、振り返ってみますってぇと…

大阪・京都の旅2006 その3_c0070086_1545823.jpg




ぬぉぉ!な、なんじゃありゃあ!!

闇夜?にそびえる巨大で煌びやかなオブジェ。っていうか若干動いてる感じがするそれは、
威圧感さえ発しておりましたですよ。田舎モノってのはこういうところがイヤですね。でっかい
モノには無条件で、でっかい声を出して驚いちゃうんだから。事前に気をつけようと思っては
いるんだけどねぇ。

「あ!あれって『ドンキホーテ』の…例のやつじゃ?」

そう言われてオイラも思い出しました。ニュースだかなんかで、以前見たことがありましたよ。

「おぉあれがぁ…それにしてもデカいなぁ。観覧車でしょ?乗ってみますか?」
「うん!乗ろう乗ろう!」


てなわけで、まずは対岸からその威容を写真に収めるべく、近づいてみたのであります。

大阪・京都の旅2006 その3_c0070086_15535975.jpg大阪・京都の旅2006 その3_c0070086_15543085.jpgとにかくデカ過ぎて、2回に分けないと撮れないんです。それにしてもエビスさん、怖い。ドンキのマスコットを頭から飲み込みそうな雰囲気がございますね。ライトを下から当ててるってのもまた、恐怖をかきたてるというか…。

 ドンキホーテ入り口の隣に、この観覧車への入り口がありまして。そこでチケットを購入。
観覧車に乗るにはそこから階段を上っていかねばなりません。メシをたらふく食い、しかも
それ以前に歩き疲れていたオイラたちには少々酷な運動となりましたが、それでも観覧車に
乗れば大阪の夜景が、きれいな夜景が見れるっちゅう希望がありましたのでね。なんとか
上りきることができましたよ。乗り口に到着すれば、あとはお兄さん、お姉さんの誘導通りに
進めばOK。素直に乗ってみましたら、これがなかなか不思議な動きをするものだったです。
普通の観覧車は扉を開けると、向かい合った座席がございますね。ところがココのはまず、
扉がないのであります。そしてペアシートみたいな感じで、横並びに座るようになってるんです。
で、座って安全バーみたいなのを下ろしますとですね、座席が(というか、座席が固定された
内壁ごと)グルン!と180°回転いたしまして、道頓堀側が見られるという構造になってわけ。
田舎モノはもう、その時点でテンションが上がりまくり。すげぇー!ぬおぉぉ!という叫び声しか
発しておりませんでしたね。

しばらくして、地上から70m以上の高さまで上った時、ねぇさんは言いました。

大阪・京都の旅2006 その3_c0070086_1621393.jpg



「夜景、たいしたことないな」

「なに言ってんのよ。大阪の夜ですよぉ、これが。せっかく乗ったんだから堪能しなさいよぉ」

条件反射的にこう一喝したオイラでしたけど、しかしまぁね、ねぇさんの言う通りでありました。
ほんっとになんもない。目線を遠くにすればするほど、真っ暗闇。たいしたことないんで
あります。だもんで、オイラもついつい本音を漏らす始末。

「うーん、こっち側に来ちゃうとねぇ…どっかのビルからの眺めと変わらないなぁ」
「だよねぇ…ってかさ、もう飽きてきちゃったよ」


見るべきものもなく、ただひたすらにゆっくりと動く観覧車。乗った直後とはエラく違った
ローテンションで、オイラたちはそこをあとにしたのであります。

 このあと、近くのアイスクリーム屋で、『鉄板アイス』なるものを購入し食べました。ブルー
ベリーとラズベリー?のアイスだったかな?鉄板の上で、へらで、混ぜてこねてくれるました。
味は…普通。で、もちろん写真なんか撮ってません。しかしね、食べてる間に道頓堀の雰囲気
っちゅうやつをそれなりに満喫いたしましたな。若くてケバめの化粧をした女の子がいたり、
今風のちょっとワルそうな男の子がいたり、見るからに客引きだと思われる下っ端風ホストの
方がいたり…きっとここは、来るだけで日常の疲れをいろんな方法で癒すことの出来る、かなり
特殊な場所なのだなぁと思いました。飲んで食べてストレスを発散する人、風俗店などで
その場限りの夢みたいな時間を過ごして喜ぶ人、ただただ川面を眺めてボーっとして、
その日の嫌なことを忘れる人…渾然一体となってて、面白かったですよ。

 午後11時過ぎ。ホテルに帰ったオイラたちは次の日の『USJ』訪問の為に、早めに寝ることに
しました。体格的にはねぇさんの方が小さいので、ここは1つ無理を言いましてね。ねぇさんに
上のシングルで寝てもらうことにして、オイラは申し訳ないですけども、下のダブルを贅沢に
個人使用させていただきましたよ。いやぁ、もう最高でした。あんなに広いベッドを占領できた
わけですから。でもね、気も使ってたんですよ。オイラ、イビキがすごいんでね。先に寝付くと
上のねぇさんに迷惑かけちゃうと思って。上から寝息が聞こえてくるまでね、必死に起きてた。
んでようやく眠りについてもさ、もしかするとイビキで起きちゃってるんじゃないかと不安に
なって。2時間毎に目ぇさめてたなぁ。

 20日、午前8時半。無料のホテル朝食をとって、いざ『USJ』へ!道中、高速の乗り口が
全く見つからず、すったもんだしましたが、料金所のおっさんのヘラヘラした道案内に助けられ
なんとか目的地に到着することができましたよ。駐車場には修学旅行のバスが数台、そして
一般の方のクルマがたくさんございました。それでも開園前でしたので、かなりいいところに
駐車することができました。

「じゃあ行きますか!」
「行こう行こう!」


 ってことで、今回はこれまで。次回から怒涛のUSJ報告です。
by blv_cyber | 2006-09-25 17:08 | 旅行・ドライブ